11月29日、国連はフィリピン人として初めてノーベル平和賞を受賞したジャーナリスト、マリア・レッサ氏(写真)が来月の授賞式出席のためオスロを訪れることを許可するようフィリピン当局に求めた。マニラ近郊で10月撮影(2021年 ロイター/Eloisa Lopez)

国連、比のノーベル平和賞受賞者のオスロ渡航許可求める

[国連 29日 ロイター] – 国連は29日、フィリピン人として初めてノーベル平和賞を受賞したジャーナリスト、マリア・レッサ氏が来月の授賞式出席のためオスロを訪れることを許可するようフィリピン当局に求めた。

ノーベル平和賞はレッサ氏とともに、ロシアのジャーナリスト、ドミトリー・ムラトフ氏が受賞。受賞は世界的に言論の自由の権利支持と見なされている。

レッサ氏はフィリピン当局に、12月10日の受賞式のためにオスロへの渡航許可を求めている。

国連のステファン・ドゥジャリク事務総長報道官は、レッサ氏に対する移動規制について、国連は「非常に懸念している」と記者団に指摘。「われわれはフィリピン政府に対し、こうした規制を直ちに撤廃し、(レッサ氏の)渡航を許可するよう求める」と述べた。

レッサ氏のニュースサイト「ラップラー」のライセンスは停止されているほか、同氏はさまざまな理由で法的措置に直面している。

支持者らは、レッサ氏がドゥテルテ大統領の麻薬戦争など政策を追及しているため、政府から標的にされているとみている。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。