12月7日、世界保健機関(WHO)のハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は、新型コロナウイルスワクチン接種の義務化は「最終手段」との見解を示した。モスクワで2020年9月、代表撮影(2021年 ロイター/Sputnik)

コロナワクチン接種義務化は「最終手段」=WHO欧州事務局長

[コペンハーゲン 7日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)のハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は7日、新型コロナウイルスワクチン接種の義務化は「最終手段」との見解を示した。

欧州では、ドイツなどの諸国が相次ぎ接種義務化の是非を議論している。オーストリアは11月、全国民に来年2月からワクチン接種を義務付けると発表、大規模な抗議デモが起きている。

クルーゲ氏は記者団に、「ワクチン接種義務化は絶対的な最終手段であり、接種率引き上げのための実行可能なあらゆる選択肢が尽きた場合にのみ適用される」と指摘。世論の信頼と当局への信用を考慮する必要があると付け加えた。

これまでにインドネシア、ミクロネシア、トルクメニスタンが全成人に接種を義務化している。

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