1月6日、沖縄県、広島県、山口県は、新型コロナウイルスの感染者が各県内で急増していることを踏まえ、まん延防止等重点措置の適用を政府に要請した。写真は記者団の質問に応じる沖縄県の玉城デニー知事。1月5日、那覇市で撮影(2021年 時事通信)

沖縄・広島・山口がまん延防止要請、全国で4000人超のコロナ感染確認

[東京 6日 ロイター] – 沖縄県広島県山口県は6日、新型コロナウイルスの感染者が各県内で急増していることを踏まえ、まん延防止等重点措置の適用を政府に要請した。

これを受けて岸田文雄首相は6日夕、関係閣僚会議を行い、対応を協議した。また、東京都の小池百合子知事は官邸に岸田首相を訪問。オミクロン株などへの対応について今後の方針を明らかにするよう求めた。

感染確認数は年明け以降、急増しており、NHKなどによると6日には全国で4000人を超えた。沖縄県の981人をはじめ、東京都で641人、大阪府で505人、広島県で273人、山口県で181人の感染が確認された。

東京都の小池知事と大阪府の吉村洋文知事は、現時点ではまん延防止等重点措置を要請する考えはないとしている。

(久保信博、石田仁志)

*全国の感染確認数などを追加し、再構成しました。

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