よくふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれています。つま先立ちはふくらはぎに刺激を与え、血液循環をよくし、腎臓の健康を守る効果もあります。
事務職、バスやトラックの運転手など、長時間座り続ける仕事に従事する方は、動かないため、筋肉量が減っていきます。従って、下半身の血行が滞りがちになり、腫れやすい体質になりますし、腹回りも脂肪が溜まりやすくなります。このような状態が続くと、早く老ける傾向があります。
背中の痛みや腰痛、猫背、肥満、下半身の浮腫、静脈瘤、目の輝きを失ったなどを感じたら、座りすぎによる健康被害の症状です。
上記の症状を自覚しても、落ち込むことはありません。毎日、つま先で立って、5分ほど歩けば、改善できます。しかも腎臓の健康や若さを取り戻せます。
時間帯は17:00~19:00の間がお勧めです。漢方医学によると、この時間帯に腎臓の経絡(腎臓に関連する人体器官の循環)が動き出します。この時間帯は退勤の時間にもなりますので、電車やバスに向かう際に、ついでにつま先立ちで、歩いてみましょう。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれています。つま先で立つとふくらはぎの筋肉を鍛えられ、血液の循環を促進し、下半身の浮腫や静脈瘤を改善できます。ふくらはぎもスッキリする可能性があるので、まさに一石二鳥の効果ですね。しかも、足に力をつければ、長寿になるという説もあります。
またつま先立ちで歩くことは膝の痛みの改善も期待できます。筆者自身は¥も膝の痛みを患ったことがあり、特に右膝の痛みはひどかったのです。
筆者も試しに、階段を降りる際につま先立ちで歩いてみました。しばらく立っていると、痛みが消えました。
(翻訳・上山仁徳)
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