モリソン豪首相は、中国軍の艦船がオーストラリア軍の哨戒機にレーザー照射した問題で、中国側が豪機の挑発行為に対応したと主張したことに反論し、豪機は自国の排他的経済水域(EEZ)で監視活動を行う「当然の権利」があると述べた。メルボルンで11日代表撮影(2022年 ロイター)

豪軍機、EEZで監視活動の「権利」 中国のレーザー照射で豪首相

[シドニー 22日 ロイター] – モリソン豪首相は、中国軍の艦船がオーストラリア軍の哨戒機にレーザー照射した問題で、中国側が豪機の挑発行為に対応したと主張したことに反論し、豪機は自国の排他的経済水域(EEZ)で監視活動を行う「当然の権利」があると述べた。

その上でP8A哨戒機が「脅威にされされたことは非常に遺憾」と付け加えた。

豪国防省によると、中国の艦隊はニューギニア島と豪州を隔てるアラフラ海を航行していた。その後、トレス海峡を通過したという。

中国国防省は21日、豪軍哨戒機が中国の艦隊から4キロの距離まで接近したほか、艦隊の近くに潜水艦を探知する装置を投下したと指摘。「挑発的かつ危険」な行為だったと非難した。

豪国防省は、哨戒機はレーザーを照射された際、中国の艦隊から7.7キロの距離を置いていたと説明。また、最も接近した距離は3.9キロだったが、艦船を目視で確認する場合の標準的な距離だとした。

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