3月1日、国際司法裁判所(ICJ)は、ロシアの軍事行動停止を求めたウクライナの訴えを受けた審理を今月7─8日に開くと発表した。写真は2019年12月、オランダ・ハーグにあるICJで撮影(2022年 ロイター/Eva Plevier)

ロシアのウクライナ侵攻審理、7─8日に国際司法裁

[アムステルダム 1日 ロイター] – 国際司法裁判所(ICJ)は1日、ロシアの軍事行動停止を求めたウクライナの訴えを受けた審理を今月7─8日に開くと発表した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は2月27日、ロシアによる攻撃を巡りICJに提訴したと明らかにした上で、集団殺害を阻止するためウクライナを攻撃したとするロシア側の主張を否定し、ロシアの軍事行動の即時停止を命じるようICJに要請した。

審理では、本格審理の前に何らかの緊急措置を命じなければならないかどうかだけが検討される予定だ。決定の期日は設定されていない。

ICJは国連機関で判決には拘束力があるが、ロシアをはじめ判決を無視した国が過去にあった。

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