ミラ・パンチェンコさん(53)は、食糧と水の不足に耐えかねて親ロシア派勢力の保護下に入り、包囲下にあるウクライナの都市マリウポリから脱出した。気がつくと、彼女がいたのはロシア南西部にある駅のプラットホームだった。写真は、破壊されたマリウポリの集合住宅の前にたたずむ地元住民。18日撮影(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko)

アングル:ロシアに強制移送されたマリウポリ市民、帰国を切望

Elizabeth Piper

[キーウ 19日 ロイター] – ミラ・パンチェンコさん(53)は、食糧と水の不足に耐えかねて親ロシア派勢力の保護下に入り、包囲下にあるウクライナの都市マリウポリから脱出した。気がつくと、彼女がいたのはロシア南西部にある駅のプラットホームだった。

パンチェンコさんはアゾフ海に面したタガンログ港の駅で、200人ほどのウクライナ人とともに列車に乗せられ、ウクライナと国境を接するロシアのロストフ州内の別の場所に移送されると告げられた。

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