オピオイド系鎮痛剤 (Photo by John Moore/Getty Images)

中国が危険な薬物前駆体の主要供給元=調査

幾数かの中国犯罪組織の総称「三合会」の継続的な活動と中国の法執行機関の取り締まりの曖昧さが相まって、現在も危険な合成薬物の生産・流通が横行するという状況が続いている。

最近の研究によると、強い中枢興奮作用のあるメタンフェタミン類や合成オピオイドのフェンタニルなどの薬物がインド太平洋地域と米国の違法薬物市場に溢れている。こうした薬物は人生の破綻だけでなく、死をも招き得る。

ブルッキングス研究所の非国家武装集団イニシアチブを率いる上級研究員、バンダ・フェルバブ-ブラウン博士は、3月下旬に開催された同研究所のウェビナーで、「米国だけでなく、北米全域におけるフェンタニル製造に関連する前駆体化学物質の主要供給元は依然として中国である」とし、中国の法執行機関が「フェンタニルだけでなく、東南アジアで氾濫しているメタンフェタミンの前駆体化学物質の主要供給元である三合会の上層部を取り締まることは滅多にない」と述べている。

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