ブリュッセルにある北大西洋条約機構本部前に並ぶ加盟国の国旗 (Photo by Kenzo TRIBOUILLARD / AFP) (Photo by KENZO TRIBOUILLARD/AFP via Getty Images)

NATOの脅威「ロシアと密接に協力する中国」 日本などパートナー国との関係強化は重要=事務総長

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は4月28日のNATOユース・サミットに出席し、NATOが直面しているグローバルな課題の一つとして「ロシアと密接に協力する権威主義的な中国の台頭」を挙げた。このため、日本などインド太平洋のパートナー国との関係強化が重要だと強調した。

同氏は、中国が軍事予算で世界2位の規模を持ち、最新の核ミサイルや長距離ミサイル、極超音速ミサイルの開発に多額の投資をしていると指摘し、さらには「中国は私たちと価値観を共有していない」と警戒した。

中国による香港やウイグルにおける弾圧や、報道と表現の自由を尊重しない姿勢を問題視しており、技術投資の著しい中国が欧州に近接するアフリカや北極などで5Gなどの重要インフラを支配しようとしていることにも懸念を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国国営国際放送CGTNが8月4日に配信した歴史ドキュメンタリー「The forgotten Ryukyu(忘れられた琉球)」につてい、沖縄政策研究フォーラム理事長仲村覚氏は沖縄や尖閣諸島周辺の法的地位が現在も確定していないかのような印象を与えていると指摘している
射程約1千キロ、中国沿岸部の一部も射程に収める国産12式対艦ミサイル。空中発射型ミサイルが飛行試験段階に入った
防衛装備庁は長射程自爆型無人機(UAV)の脅威に対処する迎撃ドローンの実証試験をしている。単なる新兵器の導入にとどまらず、戦闘の様相が数週間単位で変化する「新しい戦い方」に対し、日本の防衛調達制度、そして脆弱な国内ドローン産業がどう応じるか
防衛省は8月4日、令和8年版防衛白書「日本の防衛」を公表した。今回の防衛白書では中、無人機や人工知能(AI)を活用した「新しい戦い方」への対応、防衛生産・技術基盤の強化、自衛隊員の処遇改善などを打ち出している。
防衛省が、これまで自前のシステムで管理してきた機密性の高い情報について、民間クラウドを利用した運用へ移行する方針であることが分かった。この記事では民間クラウドを利用に至った背景、抱える問題点、米国や欧州の動向について語る