円相場、一時1ドル=135円を記録 20年4カ月ぶり
週明けの13日の外国為替市場では円安が進み、円相場は一時1ドル=135円台を記録した。2002年2月以来、20年4カ月ぶりの円安ドル高水準となった。
米国では記録的なインフレが進んでおり、10日に発表された米消費者物価指数(CPI)は40年ぶりの伸び率となった。物価上昇を受け、米国の中央銀行に相当するFRB(連邦準備理事会)が利上げを継続させるとの見方が出ている。低金利が続く日本と米国の金利差を見込み、円を売りドルを買う動きが出ている。
関連記事
片山財務相は財政演説で、不透明な中東情勢から国民生活を守るための「リスク最小化」を掲げ、2.5兆円の「中東情勢等対応予備費」創設を表明した
日銀の植田総裁は、中東情勢を受けた原油高という「供給ショック」への対応方針を示した。物価上振れリスクを強く警戒しており、状況に応じた追加利上げや長期国債買入れの減額計画を進める姿勢を鮮明にしている
経済産業省と財務省は、韓国、中国、台湾から輸入される熱延鋼帯および鋼板に対する不当廉売関税の調査を開始した。国内鉄鋼4社の申請を受け、安価な輸入品による国内産業への被害を調べ、課税の要否を判断する
石油連盟の木藤俊一会長は会見で、中東緊迫下でも代替調達により安定供給と製油所の稼働を維持していると強調。一方で、サプライチェーン強靱化に伴うコスト負担や競争力維持の議論が必要と訴えた
日本銀行・小枝審議委員の講演内容を解説。中東情勢を背景とした物価上振れリスクへの警戒感や、「金利の正常化」に向けた追加利上げの必要性、バランスシート正常化への道筋について分かりやすくまとめました