2012年8月、中国内モンゴル・パオトウ市でレアアースの作業に係わる労働者たち(GettyImages)

トルコで記録的なレアアース鉱床を発見 中国依存脱却につながる可能性

トルコ政府は1日、同国北西部ベイリコバ地域で約6億9400万トンもの希土類元素(レアアース)の鉱床を発見したと発表した。レアアースの供給は8億トンあまりを保有する中国が優位に立つなか、供給先の多様化を模索する日本や米国をはじめ西側諸国の中国依存の脱却に繋がる可能性がある。

同国エネルギー・天然資源省のドンメズ長官は、この鉱山は地表に近いため加工コストは比較的低いとし、「17元素のレアアースのうち、10元素を採掘できる」と語った。同氏は8日、毎年1200トンもの希土類を処理するパイロットプラントの建設が今年後半に完成するとツイートした。

新エネルギー自動車や工業用電機機器、再生可能エネルギー発電などの製品の需要増にともない、レアアースの需要は増加している。航空、軍事、宇宙、バイオ、製薬の分野で広く使用されており、産業製品にとって欠かせない重要元素だ。

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