イメージ画像。(Photo by China Photos/Getty Images)

米S&P、今年の中国不動産販売3割減と予測  

米国の格付け大手S&Pグローバル・レーティングはこのほど、中国の不動産販売数が、今年3割減少する見通しだとする最新の評価を発表した。この冷え込みは2008年の世界金融危機の時よりも深刻だという。

長期未完成物件の購入者らが住宅ローンの支払いを拒否するケースが急増したためだとした。

「不動産市場への信頼は失墜している」とS&P理事のエステル・リュウ氏は指摘した。

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