8月9日、今年前半、上海では新型コロナウイルス感染症対策として厳格なロックダウンが実施された。その間、中国当局による尋常ではない強権統治を目の当たりにして、クレア・ジアンさんの人生設計は変わった。北京で2015年10月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

焦点:「中国で産みたくない」、ゼロコロナで出生数減少に拍車

[香港 9日 ロイター] – 今年前半、上海では新型コロナウイルス感染症対策として厳格なロックダウンが実施された。その間、中国当局による尋常ではない強権統治を目の当たりにして、クレア・ジアンさん(30)の人生設計は変わった。彼女はもう、中国で子どもを産みたいとは思っていない。

4月から5月にかけてのロックダウンの時期、「我々が最後の世代」という意味のハッシュタグが中国のソーシャルメディア上で短期間のうちに急速に拡散し、その後検閲の対象となった。

このハッシュタグの元になったのは、防護服に身を包んで自宅を訪れ、コロナ対策のルール違反で3世代に渡って罰則を適用すると警告した当局者に対して、ある男性が投げつけた言葉だった。

▶ 続きを読む
関連記事
今年1~2月の中国自動車メーカーの販売台数が大幅に落ち込んだ。年初には、米電気自動車(EV)大手テスラの販売戦略に中国メーカーも追随し、実質的な値下げに踏み切ったが、販売は依然として低迷している。
掃除機メーカー「追覓(Dreame)」傘下の新興企業が、200万基の衛星を量産する宇宙演算センター構想を掲げ、ネット上で「大ボラ吹き」と失笑を買っている。大躍進時代を彷彿とさせる過大な野心に批判が殺到中だ
中国共産党の重要政治会議「両会」で、最高人民法院(最高裁)トップの張軍は9日に活動報告を行い、「我が国は世界で最も安全な国の一つだ」と自賛したことが波紋を呼んでいる。
米・イスラエルによるハメネイ師殺害を受け、ネット上では「次は習近平か」との声が噴出。もし米軍が彼を爆殺すれば「7割が祝う」という過激な調査が話題
米軍がマドゥロ氏を拘束した際、極端な毛沢東主義者である李毅は、台湾攻撃に踏み切れない中共当局を猛烈に批判