米ワイオミング州で16日、11月の中間選挙に向けた連邦下院選の共和党予備選が実施され、トランプ前大統領を激しく批判してきた現職 のリズ・チェイニー議員がトランプ氏の推薦する候補に敗れた。写真は議会議事堂占拠事件を調査する下院委員会で証言するチェイニー氏で7月撮影(2022年 ロイター/Evelyn Hockstein)

米共和党予備選、トランプ氏批判のチェイニー氏敗北

[ジャクソン(米ワイオミング州) 16日 ロイター] – 米ワイオミング州で16日、11月の中間選挙に向けた連邦下院選の共和党予備選が実施され、トランプ前大統領を激しく批判してきた現職 のリズ・チェイニー議員がトランプ氏の推薦する候補に敗れた。

トランプ氏は、昨年の議会議事堂占拠事件を巡り同氏の弾劾決議に賛成票を投じた共和党議員の排除を狙っており、大きな勝利を収めたことになる。

敗北を認めたチェイニー氏は、予備選に勝利するために「2020年の選挙に関するトランプ大統領の嘘に付き合う」わけにはいかないと表明。「そんなことをすれば、民主主義体制を崩壊させ、米国の根幹を攻撃しようとするトランプ氏の取り組みを認めることになる。そのようなことは私にはできないし、するつもりもなかった」と述べた。

エジソン・リサーチによると、開票率37%時点の得票率は、トランプ氏の支持するハリエット・ヘイグマン候補が59%、チェイニー氏が36%。

チェイニー氏はディック・チェイニー元副大統領の娘。

*カテゴリーを追加して再送します。

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