ノースダコタ州ウィリストン近郊の農地を通過する石油タンカートラック (Robyn Beck/AFP/Getty Images)

米国農地を中国の買収から守る 上院議員が法案提出

米国のマイク・ラウンズ上院議員は17日、中国による米国の農地や農業企業への投資及び買収を阻止する法案を発表した。国家安全保障や食糧供給の安全性が脅かされていると危機感を示し、「米国の利益を確実に保護する」と強調した。先月には、米下院議員らが同様の法案を提出している。

最近では、中国の化学調味料メーカー・阜豊集団(フフォングループ)がノースダコタ州のグランドフォークス空軍基地近くの農地を購入したことをめぐって、外国企業による土地購入を阻止する動きが相次いでいる。

法案は、中国、ロシア、イラン、北朝鮮の個人・企業を対象に、農地や企業への投資や買収を禁じる。また、外国企業による農地・農業企業の買収が米国の農業分野にもたらすリスクについて、180日ごとに報告書を提出するよう農務長官に求めるとした。現在、米国では約14の州で外国人の土地所有について制限を設けているものの、連邦政府は外国人による農地所有を規制していない。

▶ 続きを読む
関連記事
イラン全土で続くデモに対し、当局は参加者を「神の敵」として死刑に処すと警告し、弾圧を強めている,。死者は子供を含む65人に達した,。トランプ米大統領は、致死的な武力行使が続くならば強力に介入すると表明
トランプ大統領は住宅コスト削減のため、2千億ドルの住宅ローン担保証券購入を指示。50年ローンや投資家による購入禁止など、住宅を手頃な価格にするための大規模な改革案を推進
ミネアポリスで起きたICE職員による女性射殺事件の新映像が公開された。JD・ヴァンス副大統領は正当防衛を主張するが、野党側はこれを批判している。FBIが捜査を行う中、抗議活動も拡大している
米ミネアポリスでICEの任務中に女性が射殺された事件を受け、抗議デモが激化。連邦当局は非致死性弾やガスを使用し、不法集会を宣言して逮捕者を出す事態となった。市長は当局の主張を批判し、市と連邦の対立も深まっている
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している