米国の議員団が25日夜に台湾入りし、26日に蔡総統と会談する予定と、台湾の中央通信社が報じた。2018年3月撮影(2022年 ロイター/Tyrone Siu/File Photo)

米上院議員が台湾訪問、26日に蔡総統と会談へ

[台北 25日 ロイター] – 米上院商業委員会および軍事委員会のメンバーであるマーシャ・ブラックバーン議員が25日、台湾を訪問した。今月上旬のペロシ米下院議長、中旬の上院議員団に続き、米国から3回目の台湾訪問となる。

台北市の松山空港からのテレビのライブ映像によると、ブラックバーン議員は米軍機で到着した。

台湾外交部(外務省)によると、ブラックバーン議員は27日までの今回の訪台で、蔡英文総統のほか、呉釗燮(ジョセフ・ウー)外交部長(外相)らと会談し、「米台間の安全保障や経済・貿易関係などの問題について幅広く意見交換する」という。

台湾総統府によると、蔡総統との会談は26日午前に行われる。

ブラックバーン議員は声明で「台湾はインド太平洋地域における米国の最強のパートナーだ。台北への定期的なハイレベル訪問は、米国の長年にわたる政策だ」とし、中国の圧力に屈し「台湾に背を向けることはない」と言明した。

在米ワシントンの中国大使館の報道官は声明を発表し、米国の「挑発」に対し中国政府が「断固とした対抗措置」を取ると表明。「今回の訪問は、米国が台湾海峡の安定を望んでおらず、対立をあおり、中国の内政に干渉する努力を惜しまないことを改めて示した」と非難した。

米国家安全保障会議(NSC)の報道官は、議員は何十年も台湾を訪問しており、今後も訪問は行われる都市、「これは米国の長年にわたる一つの中国政策に沿ったものだ」と述べた。

ペロシ氏は今月初め台湾を訪問し、蔡総統と会談。米大統領の継承順位2位の下院議長による台湾訪問は25年ぶりとなった。その約10日後、マーキー上院議員率いる5人の米議員団が事前の発表なしに台湾を訪問。中国はこうした米国からの訪台に反発し、台湾周辺で軍事演習を実施した。

関連記事
2020年以降、香港の自治が中国共産党によってさらに侵食されつつあるため、ワシントンは香港に対する政策を見直すよう求められている。米国のシンクタンクである「戦略国際問題研究所(CSIS)」は5月7日、「2020年以降の香港の自治権の侵食」というタイトルの報告書を公開した。同報告書は北京による香港支配の拡大を明確に描き、米国政府に対香港政策の見直しを促す40ページに及ぶ調査結果を発表した。
5月14日、メリーランド州、ネブラスカ州、西バージニア州で民主党と共和党の初選が行われた。前大統領ドナルド・トランプ氏と現職大統領ジョー・バイデン氏は選挙戦でいくつかの警告信号に直面したが、全体的な状況は安定していた。5月14日予備選挙のハイライト
米海軍と台湾海軍が4月に西太平洋で合同軍事演習を行なったと、ロイター通信が14日に報じた。台湾国防部の報道官は同日の記者会見で「海上衝突回避規範に基づき、通常の訓練を行なった」と発表した。
こうして、丘を越え、丘を越え、明るい空の方向に進み、疲れと空腹でへとへとになっていた。 地図が打ち上げられようとしている海辺に着いたとき、崖であることに気づいて唖然とした! 崖の下はマカオへの海路だったのだ。ドキドキする心臓を抑えながら、崖の端に偶然、竹の棒を見つけた。 歓迎の潮風が劉さんたちを幸せな気分にさせる。 もちろん、これは冒険の始まりだ。
垂秀夫前駐中国大使は9日、長年に渡って日台間の友好関係を推進してきた実績から、台湾の蔡英文総統より勲章を授与された。垂氏は自身と台湾との深い縁に言及し、今後も日台関係の強化に尽力していく考えを示した。