岸田文雄首相は11月6日、相模湾で海上自衛隊の創設70周年を記念する国際フリート・レビューに出席した(Photo by Issei Kato - Pool/Getty Images)

日本、先制攻撃ミサイル能力を拡大

日本は、悪化するインド太平洋の脅威に対応するためにミサイル能力の開発を進めている。 日本政府関係者によると、最大10基の長距離ミサイルシステムが検討されているという。

笹川平和財団の小原凡司上席研究員は、日本のこうしたイニシアチブの主要な要因となっているのは、ロシア、北朝鮮、中国共産党による侵略の激化だと指摘している。

元在中国日本大使館付き海軍武官で海上自衛隊第21艦隊航空隊司令官を務めた小原氏は、「新システムは、日本が米国や他の同盟国と共に、長距離先制攻撃能力によって侵略や国際秩序への挑戦を抑止することを可能にする」とフォーラムに語った。

▶ 続きを読む
関連記事
宇宙の安全保障への懸念が高まる中、防衛省は小型ロケットの開発に向け、民間企業から研究提案を募集。宇宙空間にある日本の衛星が中国やロシアの「キラー衛星」に攻撃されたり、故障したりした際に、代替衛星を迅速に打ち上げられるようにすることが狙いだ
小泉進次郎防衛相とヘグセス米国防長官は10月28日、フィリピン中部セブで会談し、複数の分野での協力強化で一致した
日米共同統合演習「キーン・ソード27」が過去最大規模で実施。南西諸島に対艦ミサイルや長射程火力を展開し、宇宙・サイバー領域を含む全領域での連携強化を図る
元海上自衛隊幹部の山本勝也氏は20日、日本は米国と同盟関係にあるものの、中国(中共)が日本の沿岸領土で展開する「グレーゾーン」戦術への対応は、日本が主導しなければならないと述べた。
中共軍の無人機2機が10月19日、沖縄本島と宮古島の間を通過した。同区間の無人機通過の公表は今年度初。16~18日には艦艇7隻も通航し、20日も有人機の飛行が相次いだ。小泉防衛相は無人機への対応の必要性を強調した