3月2日、中国によるロシア産原油の海上輸入が3月に過去最高に達する可能性があることが船舶データから分かった。写真は中国浙江省舟山市で昨年7月撮影。提供写真(2023年 ロイター/cnsphoto)

中国のロシア産原油輸入、3月は過去最高か=船舶データ

[シンガポール 2日 ロイター] – 中国によるロシア産原油の海上輸入が3月に過去最高に達する可能性があることが船舶データから分かった。国内燃料需要が回復する中、精製業者が割安なロシア産の購入を増やした。

ただ、ロシアの輸出削減計画の影響で今後数カ月は購入が制限されそうだ。

中国やインドの旺盛な需要は主要7カ国(G7)の価格上限導入でロシア産が割安となったことが背景にあるが、ロシア政府の収入源にもなっている。

▶ 続きを読む
関連記事
宏福苑火災の発生後、警報システムや工事監督の在り方を問う声が強まっている。しかし、独立調査を求めた学生の拘束や大学内掲示の封鎖など、市民社会の活動に対する制限も目立ち始めた。火災対応を通じて、香港の統治や言論環境に変化が見られる
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。
香港・宏福苑の大火で死者は146人に達した。修繕工事入札を巡り親中派議員の業者擁護疑惑や監督機関の警告軽視が浮上し、中共の「一党独裁」による腐敗との批判が強まっている
台湾海峡の緊張が高まる中、台湾の頼清徳総統は26日、総額400億ドル(約6兆円)を投じ、高度な防空システム「台湾の盾」を構築する方針を示した。米トランプ政権で安全保障担当補佐官を務めたロバート・オブライエン氏も、「頼総統の判断は完全に正しい」と支持を表明している。
香港大埔の宏福苑団地で大規模火災が発生。死者128人、89体の身元は未確認。救助や捜索が続く中、当局は設備業者への法的措置も検討中