ロシア外務省は20日、黒海経由の穀物取引の一段の延長に関する条件を提示した。2022年5月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

ロシア、穀物取引再延長の条件提示 農業銀のSWIFT復帰など

[モスクワ 20日 ロイター] – ロシア外務省は20日、黒海経由の穀物取引の一段の延長に関する条件を提示した。同省がウェブサイトに掲載した声明によると、ロシア農業銀行のSWIFT(国際銀行間通信協会)システムへのアクセス回復や農業機械の供給再開などが含まれている。

ウクライナ産穀物を黒海の港から安全に輸出するための合意は18日、少なくとも60日延長されることが決まった。当初目指していた120日の半分にとどまり、ロシア側は5月半ば以降に再延長するかどうかは西側諸国の経済制裁一部解除が条件になるとの見解を示していた。

一方、ロシアのプーチン大統領はこの日、モスクワで開催されたアフリカ関連の会議で、黒海経由の穀物輸出はアフリカ諸国ではなく「十分肥大した欧州市場」を不当に優先しており、ロシアの示した条件下での延長はアフリカ大陸の利益につながると指摘した。

プーチン氏は、もし協定が延長されなければ、ロシアは「特に必要とするアフリカ諸国」に無償で穀物を供給することが可能と述べた。ただ、これ以上の詳細は説明しなかった。

関連記事
スペイン東部を中心に10月末に発生した集中豪雨で、1日までに200人以上の死亡が確認された
スイスのチューリッヒ芸術大学は、中国のハルビン工業大学との共同プログラムを終了した。同校は協力終了の背景には、学位基準の違いや運営上のリスクがあるとしている。今後多くの大学が同様の対応を取る可能性が指摘されている
台風21号が去った後の台湾の町はボロボロ…
マスゴミと言われて久しいが、大衆が読みたいと思うのは、恰好付けたり、体裁を重んじたりするものではなく、人々の本音を聞きたいのだ。今時、誰が大会社の体裁で着飾った記事を読みたいと思うだろう。スポンサーや社長の名誉を気にしていては不可能だ。ましてマスゴミの名誉のために、本質をゆがめてはならない。
入札では新幹線技術に基づき、安全性や信頼性を強調する一方で、長期的なインフラ整備や持続可能な発展に重きを置いていた日本の提案は、短期間での建設が完了することや安価な資金提供条件を提示した中共の提案に敗北した