北京火災で29人死亡 消防署は現場のすぐ裏…報道遅延に批判
北京市内の病院で18日昼、火災が発生し、入院患者ら少なくとも29人が死亡した。病院の裏側に消防署があるにもかかわらず多数の犠牲者が出たことや、政府系メディアの報道が半日遅れたことに、世論からは批判の声が相次いだ。
火災が発生したのは北京市豊台区にある「北京長峰医院」。入院病棟で出火したとみられ、当局が詳しい出火原因を調べている。
ツイッターなどに流出した火災の様子を映したとされる動画には、高層階の窓から白いシーツを垂らすなどして自力で脱出を試みる人や、空調の室外機の上で救助を待つ人たちの姿がみられる。
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