中国測量船が屋久島周辺の領海に侵入、懸念伝え抗議した=官房長官
[東京 8日 ロイター] – 松野博一官房長官は8日午後の会見で、中国海軍の測量艦1隻が同日、鹿児島県・屋久島の南西の日本領海内に侵入したことに対し、外交ルートを通じて中国に対して強い懸念を伝え、抗議したと述べた。
松野官房長官は、中国測量艦の行動の目的について確たることは言えないとした上で「中国は近年、わが国周辺における軍事活動をますます拡大・活発化させており、今回の領海内航行についても、その一環とみられる」との見方を示した。続けて「海上自衛隊の艦艇による監視等を行うとともに、外交ルートを通じ、わが国周辺における中国海軍艦艇等のこれまでの動向を踏まえて強い懸念を伝え、抗議した」と語った。
また、中国海警局に所属する船舶2隻が同日、沖縄県・尖閣諸島(中国名:釣魚島)周辺の領海に侵入し、現在も領海侵入を続けていることも明らかにした。この活動は「そもそも国際法違反であり、外交ルートを通じて厳重に抗議し、速やかにわが国領海から退去するよう強く求めた」と説明した。
関連記事
松本文科相は1日、探査船「ちきゅう」が水深6千mからのレアアース泥揚泥に成功したと発表。戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)による国産資源開発の成果であり、経済安全保障への貢献が期待される
高市首相はテレビ番組で「台湾有事」発言の真意を説明した。日本が主体的に開戦することはないとしつつ、事態発生時に米軍を見捨てれば日米同盟が崩壊すると警告。安保法制の枠内での対応を強調し、中国の批判に反論した
高市総理は19日の会見で衆議院解散を表明した。中国による軍事演習や経済的威圧への対抗を念頭に、外交・安保の抜本強化を掲げる。戦略三文書の前倒し改定や国家情報局設置など、現実的な政策への信を問う
茂木外務大臣は比外相と日比ACSAに署名した。これにより自衛隊とフィリピン軍の間で、訓練や災害救助時の物品・役務提供が円滑化される。二国間の防衛協力を強化し、地域の安定を目指す
令和8年の仕事始め、小泉防衛大臣は「人こそ全て」であると強調し、隊員とその家族を守り抜く決意を改めて表明した