ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、スイスに対しウクライナへの武器の再輸出を認可するように要求した。ウクライナに侵攻したロシアを打ち破るためには極めて重要なことだと主張した。写真はスイス議会両院に向けビデオ演説を行うゼレンスキー大統領(2023年 ロイター/Denis Balibouse)

スイスの武器再輸出認可「極めて重要」= ウクライナ大統領

[ベルン 15日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、スイスに対しウクライナへの武器の再輸出を認可するように要求した。ウクライナに侵攻したロシアを打ち破るためには極めて重要なことだと主張した。

スイスは永世中立の外国政策を堅持しており、スイスから武器を購入した国が紛争当事者に再輸出することを禁じている。2022年11月には、ロシアまたはウクライナに対してスイス製の武器弾薬が送られることを禁止する措置をとった。

ゼレンスキー氏はスイス議会両院に向けたビデオ演説で「ウクライナを守り抜くための戦闘物資の輸出を巡ってスイスで議論されていることは知っている。それ(輸出)は極めて重要なものとなるだろう」とし、「ウクライナの平和を取り戻すために、われわれは武器が必要だ」と訴えた。

▶ 続きを読む
関連記事
カナダ政府は、外国政府などの依頼を受けて政治や政府の意思決定に影響を及ぼす活動について、登録を義務付ける制度を8月4日に施行する。中共政権による外国干渉への警戒が背景にある
1千万人が暮らすキューバで再び全国規模の大停電。2024年末以降、これで8回目となる深刻な電力危機。米政府や専門家は「制裁だけが原因ではない」と指摘。老朽インフラの放置や、共産党体制下で続いた腐敗・管理不全こそが危機の根底にあると分析している
ハマスは7月6日、ガザ地区の「緊急委員会」責任者が辞任届を提出したと発表した。統治機構の解散と行政権移譲に向けた動きとみられる一方、武装解除など核心的な対立は残っている
国際金価格は年初来では約3割下落しており、先行きについては投資家や専門家の間で見方が分かれている
中共軍が原子力潜水艦から太平洋へSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を異例の試射。日本、豪州、NZ、台湾が相次ぎ懸念を表明した。試射の背景には、核抑止力の誇示と南太平洋での影響力を巡る思惑が見え隠れする