時事評論家の岳山氏は11日、健康コードをアップグレードして使用することは、中共の専制政府が人民へのコントロールを強化する考え方と一致しているとエポックタイムズに語った( LuckyStep48 / PIXTA)

中国で「都市コード」が導入 上海で市民への監視が強化

中国本土で封鎖解除後も、「健康コード」は使われ続けている。「健康コード」とは、中国が新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するために開発したデジタルツールで、個々の市民の健康状態や移動履歴を追跡し、感染症の拡大を抑制するためのものだ。

しかし上海では健康コードは「都市コード」に格上げされ、社会統治のツールの1つとなった。批評家たちは、中国共産党(中共)が健康コードによる管理を放棄しないのは「安定を維持する」ためだと考えている。

中国証券報のウェブサイトが報じたように、7月9日に上海で行われた記者会見で、上海市党委員会と上海市政府の指導の下で、上海健康コードを「都市コード」に機能アップグレードし、「1人1コード、1企業1コード、1物1コード」と、全方位の都市サービスと統治体系を構築するために急速に進展している。

▶ 続きを読む
関連記事
日中関係の緊迫化に伴い相次ぐ邦人拘束やレアアース規制。資源依存からの脱却と経済安全保障の強化を迫られる中、ビジネスの建前を排し、自由と尊厳を守る独立国家としての「本心」に目覚め始めた日本を描く論評
中国でまた「お化け」出没。お化けが現れると、街中の店が一斉に閉まる。黒竜江省では2か月で34地域に拡大した異例の集団休業。その「お化け」の正体とは
広西の洪水被災地で、毒ヘビに続き今度は養殖ワニの脱走騒動が発生。当局は「デマ」と否定するも翌日には公安がワニを射殺する映像や写真が拡散。ヘビ流出でも説明は二転三転しており、当局発表への不信感が広がっている
「出演したのにギャラゼロ」。中国で歌手10人以上が未払い報酬を一斉告発。泣き寝入りの実態が明らかになった
中国市場の低迷と地元EV勢の台頭により、VW・BMW・ベンツの販売が3割超減。内燃機関依存や若年層ニーズの変化が影響し、各社は戦略転換と製品削減を迫られている