7月19日、ブラジルのファバロ農業・畜産相は、日本が鳥インフルエンザ検出に伴ってブラジル2州の鳥や鶏肉に発動している輸入停止措置が近く解除されるだろうと期待を示した。写真はリオデジャネイロの民間養鶏場で6月撮影(2023年 ロイター/Ricardo Moraes)

日本の鳥インフル関連禁輸解除に期待、ブラジル農業相が訪日控え

[サンパウロ 19日 ロイター] – ブラジルのファバロ農業・畜産相は19日、日本が鳥インフルエンザ検出に伴ってブラジル2州の鳥や鶏肉に発動している輸入停止措置が近く解除されるだろうと期待を示した。

日本は、サンタカタリナ州で今週、またエスピリトサント州で先月、商業用ではない飼育施設から鳥インフルエンザ感染が検出されたことを受け禁輸措置を発動した。

代表団との訪日を控え、ファバロ氏はインタビューで「できるだけ早期に市場が解放されると信じたい」と述べた。

また、ブラジルは高病原性鳥インフルエンザが商用農場で発生していない世界4カ国に含まれ、衛生基準が高いと強調した。

国際獣疫事務局(WOAH)の指針では、地域または国家間の取引禁止は高病原性ウイルス感染が商用施設で発見された場合に適用可能で、ブラジル当局はこれに当たらないとしている。

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