7月19日、ブラジルのファバロ農業・畜産相は、日本が鳥インフルエンザ検出に伴ってブラジル2州の鳥や鶏肉に発動している輸入停止措置が近く解除されるだろうと期待を示した。写真はリオデジャネイロの民間養鶏場で6月撮影(2023年 ロイター/Ricardo Moraes)

日本の鳥インフル関連禁輸解除に期待、ブラジル農業相が訪日控え

[サンパウロ 19日 ロイター] – ブラジルのファバロ農業・畜産相は19日、日本が鳥インフルエンザ検出に伴ってブラジル2州の鳥や鶏肉に発動している輸入停止措置が近く解除されるだろうと期待を示した。

日本は、サンタカタリナ州で今週、またエスピリトサント州で先月、商業用ではない飼育施設から鳥インフルエンザ感染が検出されたことを受け禁輸措置を発動した。

代表団との訪日を控え、ファバロ氏はインタビューで「できるだけ早期に市場が解放されると信じたい」と述べた。

また、ブラジルは高病原性鳥インフルエンザが商用農場で発生していない世界4カ国に含まれ、衛生基準が高いと強調した。

国際獣疫事務局(WOAH)の指針では、地域または国家間の取引禁止は高病原性ウイルス感染が商用施設で発見された場合に適用可能で、ブラジル当局はこれに当たらないとしている。

関連記事
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]
財務省が18日発表した11月の貿易統計によると、輸出額から輸入額を引いた貿易収支は1176億円の赤字だった。赤字は5か月連続だが、赤字幅は85%以上縮小している。
中国の消費市場は低迷し、経済が悪循環、消費者の購買力低下、不動産市場の冷え込み、銀行のリスク増大などが問題が山積している中国。来年1月トランプ政権がスタートすると今度は対中制裁が待っている
45か国の法輪功学習者が国際人権デーに、各国政府へ最新の迫害者リストを提出した。中共高官とその家族への制裁を求め、入国禁止や資産凍結を要請している。カナダは8人の中共高官に制裁を課し、米国下院は「法輪功保護法案」を可決した。