中国のレアメタル輸出規制、即座に影響出ず状況を注視=西村経産相
[東京 1日 ロイター] – 西村康稔経産相は1日の閣議後会見で、きょうから施行された中国による希少金属(レアメタル)関連製品の輸出管理の強化について「即座に影響は出ない」との認識を示した。世界貿易機関(WTO)などの国際ルールに照らして、日本に対し不当な措置が講じられているということであれば適切に対処すると述べた。
西村経産相は「輸出管理の運用状況、輸出管理品目の需給をみながら供給元の多角化、リサイクル、省資源化、などの取り組みも検討する」との考えを示し、引き続き状況を注視すると語った。
中国政府は7月に、半導体素材となるレアメタルのガリウム製品とゲルマニウム製品について、8月1日から輸出に許可手続きが必要になると発表した。
日本政府は3月、先端半導体の製造装置など23品目を輸出管理対象に追加すると発表。対象の仕向け地は全地域だが、米国が主導する半導体規制に足並みをそろえた格好で、7月23日から中国を含めた一部の国への輸出は個別の許可が必要となった。中国は反発を強めており、今回の規制強化は対抗措置とみられている。
(浦中美穂 編集:田中志保)
関連記事
外務省は、中国人に対する短期滞在ビザの発給要件を緩和すると発表した。
昭恵さんが訪米し、トランプ夫妻との会談を実現。各界から感謝の声が寄せられる中、トランプ氏は石破首相との会談を打診しました。
岩屋毅外相が24~26日の日程で中国訪問を検討中。日本産水産物の輸入再開や在中日本人の安全確保などを議題に、王毅外相と会談予定。中共との対話では成果が見えにくい課題も多い。
「安倍昭恵さん(安倍元首相の未亡人)がマー・ア・ラゴを訪れ、ドナルド・トランプ氏とメラニア夫人との夕食に出席された際に、お会いして敬意を表することができたのは光栄でした。日本の皆様に心よりお悔やみ申し上げます」とマスク氏は自身のXアカウントで綴った。
トランプ次期大統領は16日、石破茂首相に「会いたいと思っている」と述べ、就任式前に会談を行うことに前向き。また、日本について「非常に重要」だと語った。