習近平氏は、自分に対して絶対の忠誠を誓わない者たちが何らかの行動を起こす可能性に大きな懸念を抱いていると考えられる (Photo by Feng Li/Getty Images)

中国ロケット軍で腐敗か 習近平が粛清した腹心の部下

外国のアナリストは、習近平氏が新しいロケット軍司令官と政治委員を任命したことは、この重要な軍に対する 「粛清」 を意味すると考えている。ロケット軍は陸上核弾道ミサイルと通常弾道ミサイルを担当する部隊である。

 

中国共産党国営テレビ局(CCTV)は、中国共産党中央軍事委員会が将官の昇進式を行い、習近平氏が指揮官証を授与し、昇進した将官に祝賀の意を表したと報じた。 報道によると、ロケット軍司令官の王厚斌氏とロケット軍政治委員の徐西盛氏が大将に昇進した。

 

ニューヨークのシンクタンク「アジア協会政策研究所」のライル・モリス(Lyle Morris)研究員はツイッターで、王厚斌と徐西盛の両氏の昇進について、中国共産党がロケット軍内の指導部の大幅な入れ替えを公式に認証したのは初めてだと分析した。

 

更に、李玉超 (イ・オク) 元司令官と徐忠波 (ソ・チュンボ) 政務委員の辞任も認証され、 「ほぼ間違いなく不正捜査を受けている」 という。

 

モリス氏は、習近平氏は今までにない方法で軍隊のコントロールを強化したが、今回で軍隊の整理を終えたわけではないと述べた。

 

中共が軍の腐敗防止問題を取り上げるのは、習近平氏が依然として 「軍から絶対的な忠誠を得られていない」 と懸念していることを示唆しているという。

 

モリス氏は以下のように語っている。

「今回の最新クリーニングにはいくつかの重要な意味がある。

1)李玉超は習近平氏が最も信頼していた中国核計画を監督する将軍の一人だった

▶ 続きを読む
関連記事
開業時、地域交通と観光を組み合わせた模範事業と位置づけ、地下鉄より低コストで、建設が迅速であり、革新の象徴として建設された陝西路線が利用者低迷と赤字に苦しみ、静かに運行停止した。なぜ無駄な資金が投じられたのか。社会主義国家の典型的な失敗パターン
見過ごされがちだが、競業避止義務条項(NCC)の不適切な運用は経済活動を深刻に抑制し得る。競業避止条項とは、在職中または退職・取引終了後に、自社と競合する事業や行為(転職・起業)を一定期間制限する契約だ
中共全国人民代表大会常務委員会は4日、臨時会議を開き、軍事企業関係者3人の代表資格を剥奪した。外部で臆測が広がっていた中央軍事委員会副主席・張又俠については、会議では言及されなかった
黄海に浮かぶ中共の巨大な鋼製製の養殖ケージは中韓が共同漁場として扱うことに合意した韓中暫定措置水域内に設置されている。こうした手法に報道ではヤクザ的手法という呼び方も
3日、イランの無人機が米軍空母に接近し撃墜された。米イラン間で軍事衝突が発生した場合、中共が介入するか様々な憶測が飛び交っている