医師が猴痘感染による潰瘍を持つ患者を診察している。写真は記事の内容とは無関係。 (Photo by Ernesto BENAVIDES / AFP)

中国でのサル痘患者数が急増  実態はさらに深刻か

数日前、中国国家疾病予防管理局(CDC)は、サル痘ウイルスの感染者数がこの1か月で500人近く急増し、その原因の多くは同性間性行為によるものであると発表した。

市民は、中国共産党(中共)が感染者数を隠蔽していることを疑問視し、実際の感染者数はそれ以上ではないかと懸念している。

 

8月9日、中国CDC(が発表した7月のサル痘流行状況によると、7月1~31日までに中国大陸(香港、マカオ、台湾を除く)の23省(自治区、市)で新たに確認されたサル痘感染者は491人であり、 感染者数の多い順に、広東省115例、北京市81例、四川省49例、浙江省40例であった。

 

更に、疫学的調査および分析によると、病例はすべて男性であり、96.3%の症例で男性の同性間の性行為が明らかにされ、他の接触手段による感染のリスクは低いことなどの特徴を示している。 臨床症状は主に発熱、ヘルペス、リンパ節の腫れなどである。

  

カナダ中医薬大学教授でカンメイ中医薬クリニックの院長であるジョナサン・リウ博士はエポックタイムズに、「サル痘ウイルスは直接接触によって感染するため、免疫力が最も重要な問題である。男性同性愛行為の接触は、直接の体液接触であり、相手が感染するかどうかは、完全にその人の免疫力にかかっている」と明確に述べた。

 

リウ博士は更に、以前コロナ感染した人は免疫機能が低下しており、特定の集団であれば二重感染の恐れがある。例えばコロナに感染した人の中に、悪い同性間の性的接触が続くと感染リスクが高くなると分析している。

 

また中国大陸の医師からは、病状の悪化につれ、発疹、咳、喉の痛み、嘔吐などの症状が現れる可能性があるとの指摘もあり、これらの症状は通常、感染後5~7日で現れ、2~4週間続くという。

 

CDCが発表したサル痘発生に関するデータについて、ネットユーザーたちは、発生の本質が隠されているのではないかと疑っている。 

中国の専門家である秦鵬氏はエポックタイムズに対し、ネット民の懸念はある程度正当であると語った。 第二に、中国共産党は中国人や世界が中国の大規模なゲイ・コミュニティに注目することを望んでいない可能性がある。

 

CDCが発表したサル痘のデータに、一般市民は感染状況の真実性が隠されていると疑っている。中国問題専門家の秦鵬氏はエポックタイムズに対し、これらの懸念には合理性があるとし

▶ 続きを読む
関連記事
中共の温家宝元首相の直筆年賀カードがSNSで拡散。2008年の四川大地震を追悼する内容だが、党内激動の中での登場に政治的含意を指摘する声が広がっている
中国軍高官・張又侠の拘束をめぐり、状況や背景について複数の未確認情報が飛び交い、真相は不透明なままである。 習近平体制の権力再編との見方も出る中、公式発表はなく「政変」説まで広がっている
中国共産党(中共)政府は退職官僚、公民のパスポート、海外に家族関係を持つ官僚に対する出境および身辺審査を拡大しており、外部の関心を集めている
中国共産党中央軍事委員会の権力交代をめぐり、旧正月前後にかけて例年とは異なった雰囲気を見せている。複数の情報筋が明らかにしたところによると、今年の旧正月期間中、軍内の各級将官の多くが帰省を見送り、北京に滞在する将官らも外出を控えるなど、全体として慎重な動きが目立ったという
軍副主席・張又侠の拘束説が流れる中、習近平の姉・斉橋橋ら家族にも「外出禁止令」が出たとの衝撃情報が浮上