韓国の尹錫悦大統領は8月15日、日本の植民地支配から解放されたことを記念する「光復節」の式典で、「韓国と日本は今や、普遍的な価値を共有し、共通の利益を追求するパートナーだ」と述べた。ホワイトハウスで16日撮影(2023年 ロイター/Kevin Lamarque)

アングル:日米韓、首脳会談で協力強化を確認へ 中国・北朝鮮の脅威に結束

[ワシントン/ソウル/東京 17日 ロイター] – 韓国の尹錫悦大統領は8月15日、日本の植民地支配から解放されたことを記念する「光復節」の式典で、「韓国と日本は今や、普遍的な価値を共有し、共通の利益を追求するパートナーだ」と述べた。

長い間、関係が冷え込んでいた米国の2つの同盟国が関係深化に動き出し、バイデン米政権は、東アジアで脆弱さをはらむ重大な変化が起きていると考える。この変化を受け米政権は、中国の影響力に対抗し、台湾を守る取り組みを加速させるとみられる。

バイデン米大統領は、18日にメリーランド州の大統領専用の山荘キャンプデービッドに岸田文雄首相と尹大統領を招き3カ国首脳会談を行う。会談で相互防衛を約束する正式な安全保障協定が結ばれる可能性は低いが、地域での責任に関する相互理解で合意することが予想される。

▶ 続きを読む
関連記事
中国商務省が三菱造船やJAXAなど日本の20団体へ軍民両用品の輸出禁止を発動。本措置は台湾有事発言への報復とみられる。日本の経済安全保障や産業基盤再構築に向けた今後の対応策に注目が集まる
小泉防衛相は普天間飛行場の返還条件を巡る一部報道を否定。「長い滑走路の確保」は2013年からの既定合意であり、日米間に認識の齟齬はないと強調。辺野古移設への揺るがぬ方針を語った
防衛省は、増大する業務課題に対応し職員の負担を軽減するため、生成AIを活用した「国会答弁作成AIアシスタント」の試験運用を開始。有志が開発したシステムを通じ、行政運営の効率化を目指す。
自民党三役として初となる有村治子参院議員の「竹島の日」記念式典出席。領土への危機感や「銃がいらない安全保障」を訴えた
2月に米国務省で「日米拡大抑止協議(EDD)」が開催。日米同盟の抑止力強化や米国の核を含む防衛コミットメントの再確認、中露・北朝鮮に対する両国の連携について議論と机上演習を行った