8月23日17時30分ごろ、山西省忻州市にある高速道路のトンネル内で、走行中の大型バスが壁に衝突する事故が起きた。(写真はSNS投稿動画よりスクリーンショット)

高速トンネル内で壁に大型バスが衝突 運転手を含む乗客ら5人死亡=中国 山西

今月23日、17時30分ごろ(現地時間)、山西省忻州市にある高速道路のトンネル内で、走行中の大型バスが壁に衝突する事故が起きた。運転手を含む乗客ら5人が死亡、3人が重傷を負った模様。

SNSに投稿された事故現場の映像のなかには、バスのフロント部分が激しく損傷する姿が映っている。ぶつかった衝撃で多くの乗客が車外へ投げ出され、地面に横たわる人の姿もみられた。

事故の影響をうけ、他の多くの車両がトンネル内で長時間立ち往生した。「明け方の4時になって、ようやく抜けられた。6時間もトンネルに閉じ込められた」と明かすネットユーザーが続出した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。