ロシアの民間軍事会社ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏が死亡した航空機墜落について、ロシア大統領府のペスコフ報道官は30日、墜落が故意に引き起こされた可能性も含めて調査していると述べた。プリゴジン氏の墓で30日撮影。(2023年 ロイター)

プリゴジン氏搭乗機墜落、「故意の可能性含め調査」とロ大統領府

[モスクワ 30日 ロイター] – ロシアの民間軍事会社ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏が死亡した航空機墜落について、ロシア大統領府のペスコフ報道官は30日、墜落が故意に引き起こされた可能性も含めて調査していると述べた。プリゴジン氏が暗殺された可能性について初めて明確に認識を示した格好となる。

ペスコフ報道官は記者団に対し、プリゴジン氏が搭乗していた小型ジェット機の墜落について「いろいろなケースが検討されていることは明らかだ。意図的な残虐行為も含まれる」と語った。

また墜落調査はロシアが行うもので、国際的な調査はあり得ないと指摘。国際民間航空機関(ICAO)が調査を行うかとの記者団の質問に対し、何が起きたかまだ正式な結論は出ていないとし、「ロシアが実施している調査の結果を待ちたい」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
ハンガリー外務省は、前政権が新型コロナ流行初期に行った約10億ドル規模の人工呼吸器調達をめぐり、詐欺や背任などの疑いで検察当局に告発した。約1万7千台の多くが使われず、調達価格や仲介業者をめぐる疑惑も浮上
中国が北極圏での存在感を拡大している。北方海航路の利用や軍民両用の研究施設を通じて地政学的影響力を高める北京に対し、民主主義諸国が「第二の南シナ海」化を防ぐため警戒と規制を強める動きを論評する
EUが150ユーロ以下の輸入品への免税措置を撤廃し、商品分類ごとに3ユーロの関税を導入。リトアニアでは中国からの小口貨物が98%減少し、TemuやSHEINなど越境ECの物流や消費行動にも変化
EUの対中貿易赤字が拡大する中、ドイツのクリングバイル財務相が中共の過剰生産や補助金を批判。ドイツとEUで対中貿易政策を見直す動きが強まっている
モロッコの国営メディアによると、モロッコ警察が最近、スペイン領セウタへの越境を試みた移民294人を拘束した。