2023年6月21日、イタリアのアントニオ・タヤーニ外相 (Photo by Henry Nicholls - WPA Pool/Getty Images)

「一帯一路は期待外れ」イタリアが離脱検討… 中国に「大きな打撃」の可能性

イタリアのアントニオ・タヤーニ外相は2日、同国が参加する中国主導の広域経済圏構想「一帯一路」から離脱する可能性を示唆した。「期待された成果が得られなかった」と強調した。

タヤーニ氏はイタリア北部のチェルノッビオで経済フォーラムに出席し「一帯一路では私たちが期待した経済的利益を得られなかった」と強調。「このプロジェクトへの参加を継続するかどうかは、イタリア議会が評価した上で決定する」と明らかにした。

タヤーニ氏は「昨年のイタリアの対中輸出額は165億ユーロ(2兆6000億円)にとどまったが、(一帯一路に参加していない)フランスとドイツはそれぞれ230億ユーロ(約3兆6200億円)、1070億ユーロ(16兆8500億円)に達した」と指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
ヨハン・ヴァーデフル独外相は2日、シンガポールで、ドイツは米国と中国の間で「等距離を保っているわけではない」と表明し、米独関係が依然として重要との認識を示した
米司法省が1月30日に公表したジェフリー・エプスタイン関連文書により、イギリスのアンドルー王子が中共の習近平と長時間にわたり同じ場にいた経緯が浮かび上がった
ロシア軍の長距離無人機の残骸からスターリンク(Starlink)端末が搭載されていたことが確認された後、実業家 […]
米国のドナルド・トランプ大統領は30日、英国のキア・スターマー首相が北京で中国の習近平国家主席と一連の合意に署名したことを受け、中国と取引を行う危険性についてスターマー首相に警告した
専門機関の推計によれば、露ウ戦争の開戦から約4年の間に、ロシア軍の死傷および行方不明者数は120万人を超えたという