9月8日、政協委員でもある若手ネット作家の周小平氏は妻・王芳氏(オペラ歌手)がウクライナ・マリウポリの劇場の廃墟でロシア民謡を歌う動画を公開した。画像は、600人以上のウクライナ市民がロシア軍によって殺されたマリウポリの劇場の廃墟で歌う王芳氏。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)

露による占領地で「ロシア民謡」を歌う中国人オペラ歌手 ウクライナ側が抗議 

このほど、ロシアによる占領が続くウクライナ東部ドネツィク州マリウポリの劇場の廃墟で、ロシア民謡「カチューシャ」を歌う中国人オペラ歌手・王芳氏の動画が物議を醸している。

今は廃墟となったこの劇場は、600人以上のウクライナ市民がロシア軍の攻撃によって殺された場所でもある。そのため、中国人歌手の軽率な行動を知ったウクライナ市民は「受け入れられない」と憤慨している。

ウクライナのニコレンコ外務報道官は8日、自身のフェイスブックアカウントで「この動画は、完全な倫理的堕落の産物だ」と形容したうえで、マリウポリを訪れた「中国(人)視察団」の目的と渡航手段に関して、中国政府に対して説明を求めた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国民主党北京支部のメンバー7人に対し、「国家政権転覆」の罪で重い判決が言い渡された。カナダ・バンクーバーでは、同党のメンバーらが中国総領事館前で抗議集会を開き、党員の釈放と中国の人権状況への国際的な関心を呼びかけた
中露やイランが推進する「脱ドル化」と人民元の国際化。しかし最新データは、その勢いがロシア制裁による一時的な代用需要に過ぎず、既に下落に転じている実態を暴く。揺るがぬドルの覇権と人民元の限界を鋭く分析
トランプ政権が敵対的政権の金融センターを標的に定めたことで、中国に対する米国の「戦略的曖昧さ」の時代は終焉を迎えた
日米英を含む10か国は共同で警告を発し、中国共産党との関係を指摘するサイバー攻撃者が、スマホなど日常生活で使うスマート機器を大規模に悪用し、攻撃用の不正ネットワークを密かに構築していると指摘
米財務省は4月24日、イラン関連の新たな制裁を発表し、中国の製油所「恒力石化(大連)有限公司」や、海運会社、イラン産石油を密かに輸送する「影の船団」に属する船舶などを制裁対象に追加した