APEC、来年の成長率は鈍化 インフレと米中の緊張で=報告書
David Lawder
[サンフランシスコ 12日 ロイター] – アジア太平洋経済協力会議(APEC)ポリシー・サポート・ユニット(PSU)は12日、来年のAPECの成長率が低下し、25─26年は世界平均を下回るとの見通しを示した。
高金利による米経済の減速、中国の鈍い景気回復、米中の緊張による貿易への逆風が重しになるとしている。
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米中両国は貿易問題をめぐる新たな枠組みに合意した。両国は先月スイスで合意した内容を実行に移す方針で、アメリカ側が問題視していた中国のレアアース輸出規制も、この枠組みにより解決される見通しが示された。
5月12日に合意した90日間の米中貿易協定をめぐり、トランプ大統領の「中国は完全に違反した」との発言に対し、中共政府が強く反発。逆にアメリカ側の複数の措置が合意違反だと主張し、報復も示唆している。
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