老人を助け起こした心優しい市民 医療費負担を求められる=中国 安徽
安徽省合肥市でこのほど、「中国社会のモラル崩壊」を引き起こした「彭宇(ほう う)事件」を完全に再現したような事件が起きた。
交差点で転倒した電動バイクの老人を、心優しい男性が助け起こした。ところがこの男性は、助けた老人の家族から手術費などの医療費負担を求められた。交通警察からも「責任を負うべきだ」と裁定されたという。
中国メディアによると、今月10日午後1時ごろ(現地時間)合肥市内の交差点で、黒い乗用車が減速しながら右折しようとしたところ、右折先に電動バイクを乗った老人(70歳、男性)が接近、老人のバイクは乗用車の近くで転倒した。
関連記事
天安門事件の未公開写真特集、第13回。広場を埋めた人々は何を求めていたのか。写真に残された無数の表情が、1989年の北京を今に伝えている
中国で7月1日から、「民族団結進歩促進法」が施行される。中共政府は同法について「民族の団結」を掲げているが、袁紅氷氏は同法は台湾有事を見据えた国家ぐるみの戦争準備という深刻な意味合いを持つとの見解を示した
中国で「VPNで海外サイトを閲覧するだけなら安全」という常識が崩れつつある。検閲を回避したこと自体を理由とした処罰や、数年前の履歴を遡る調査の実態、拡大する中国共産党のネット統制の闇に迫る
「今さら天安門事件を語る意味はあるのか」。そう問われた元学生リーダーのウーアルカイシ氏は答えた
中国の債務はGDPの300%を超え、限界に達しつつある。だが、この経済減速は軍事的野心の縮小を意味しない。資源保有国であるカナダなどの西側諸国は、中国の台頭の盲信や中国崩壊という極端な見方を排し、戦略的備えが必要だ