12月22日、台湾当局とカナダ政府は投資促進保障協定に調印した。写真は台北で2018年8月撮影(2023年 ロイター/Tyrone Siu)

台湾、カナダと投資協定調印 CPTPP加盟に弾み期待

[台北 22日 ロイター] – 台湾当局とカナダ政府は22日、投資促進保障協定に調印した。中国からの軍事・政治的圧力の高まりに直面する台湾は、同じように民主主義を信奉するパートナーとのビジネス関係を強化しようとしている。

台湾の「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)」加盟に弾みが付く可能性もある。

台湾の行政院(内閣)経済貿易談判弁公室は10月に協議が完了していたこの協定について、「大きな歴史的意義」を持つと指摘した。

同弁公室によると、台湾の曽厚仁駐カナダ代表は調印式で「サプライチェーン(供給網)の結び付きと強靭性がさらに強化され、世界のサプライチェーンにおける台湾の重要性を際立たせるだろう」と述べた。

事実上の在台湾カナダ大使館に当たる「カナダ在台北貿易事務所」はフェイスブックで「カナダと台湾のビジネス取引に予測可能性をさらにもたらし、両経済体の相互繁栄に資するだろう」と指摘した。

台湾はこれまで、この協定がCPTPP加盟につながることを期待していると表明している。

CPTPP巡っては、カナダが来年の議長国を務める。中国も加盟を申請している。

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