英国在住の漢方医、舒栄氏は、600年の伝統を誇る漢方医の家系に生まれた舒栄氏は伝統文化の視点から、疫病、経済、戦争、中国共産党(中共)の内部闘争、中国の未来と運命などについて、2024年の運勢を分析した( KiMSTA / PIXTA)

伝統医学と易学の結びつきから読み解く 2024年の運勢とコロナパンデミック(上)

2023年は驚きと波乱に満ちた一年。誰もが不測の事態に備え、 凶を避けて過ごしたいが、人間がいくら計画通りに物事を進めようとしても、天の計らいでその通りに進まないことがある。東洋医学には「医道同源」「医易同源」という言葉がある。易とは、易学のことで、つまり占いの学問で、古代中国の名医たちは、五行相生相剋や陰陽平衡(バランス)にも精通し、病気の治療や人々を救うだけでなく、「易経」を通じて天地の動きと人間界の福や災難との深い繋がりを理解していた。

英国在住の漢方医、舒栄氏は、600年の伝統を誇る漢方医の家系に生まれ、医術に精通するだけでなく、易学にも独自の理解を持っている。舒栄氏は伝統文化の視点から、疫病、経済、戦争、中国共産党(中共)の内部闘争、中国の未来と運命などについて、2024年の運勢を分析した。これらの分析は100%正確ではないかもしれないが、不運や不幸を避けるのに役立つかもしれない。

中国医学には五行六気という理論がある。五行六気は天の時や気候が変化する規律、疫病、大規模な伝染病が発生する規律と、それらが人間の生命活動の影響(終息時期や対応法、予防策)を研究する。舒栄氏はこれは今でも非常に役に立つと思い、五行六気の研究をしてきた。

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