ブリンケン米国務長官は20日からブラジルとアルゼンチンを訪問する。国務省が16日明らかにした。写真はアルバニアのティラナで15日撮影(2024年 ロイター/Florion Goga)

米国務長官が南米歴訪へ、ブラジル大統領と会談 G20会合出席も

Gabriel Araujo Simon Lewis

[16日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は20日からブラジルとアルゼンチンを訪問する。両国指導者との会談のほか、アルゼンチンが議長国を務める20カ国・地域(G20)外相会議に出席する。国務省が16日明らかにした。

ブリンケン氏は20─23日の日程で、ブラジリア、リオデジャネイロ、ブエノスアイレスを歴訪する。ブラジリアではルラ大統領と労働者の権利におけるパートナーシップやエネルギー移行での協力を協議するという。

ブライアン・ニコルズ国務次官補(西半球担当)は、ルラ氏との会談では世界の平和と安全保障への課題について「しっかりした」意見交換を期待していると述べた。ルラ氏は、米国と同盟関係にあるイスラエルによるパレスチナ自治区ガザでの戦闘を厳しく批判している。

G20の会合にはロシアのラブロフ外相も出席する予定だが、ブリンケン氏との会談は設定されていない。

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