中国の「十四五」計画(第14次5か年計画)に沿い、香港が中国本土との統合を加速している中、香港は徐々に中国共産党に完全に依存し、一定の付加価値を持つ本土の都市へと変貌しつつある。2019年7月19日、中国・香港のビクトリア湾を渡るスターフェリー(Photo by Chris McGrath/Getty Images)

香港が連続5年で財政赤字を記録 

香港は最新の財政予算を公表し、5年間連続の財政赤字が記録された。

これは香港の財政が構造的な赤字に陥っている明確な兆候であると分析されている。さらに、中国の「十四五」計画(第14次5か年計画)に沿い、香港が中国本土との統合を加速している中、香港は徐々に中国共産党に完全に依存し、一定の付加価値を持つ本土の都市へと変貌しつつある。

香港財政司の陳茂波氏は、香港経済が正の成長を遂げており、政府の財政的負担能力を考慮する必要があるため、以前のような大規模な緩和策を講じる必要がないとの大多数の意見を反映していると述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
習近平が訪米中、第二次世界大戦の歴史に言及したことを受け、台湾の大陸委員会は、中共が誤った歴史観を広めても、第二次大戦中に米国の強固な同盟国だったのが中華民国であるという歴史的事実を消し去ることはできないと指摘した
失踪から30年のパンチェン・ラマや重刑に直面する黄之鋒、黎智英らを取り上げ、中国共産党による香港・チベットでの弾圧を告発。指導者を奪われ沈黙を強いられる世代の実態と、国際社会が記憶し続ける意義を問う
中国共産党系メディアが批判した黄之鋒氏のドキュメンタリーが視聴増加を受け、Netflix香港の映画ランキングで首位に浮上した。配信開始から約9年後、批判からわずか3日で注目を集めた
台湾の桃園市で、台湾人を高収入の仕事で誘い、中国へ移送して臓器を摘出しようとしたとされる越境人身売買事件が摘発された。被害者3人は住宅に監禁され、港から中国へ送られる計画だったが、警察が移送前に阻止した。
香港初代行政長官の董建華が死去、89歳。親中派実業家・霍英東を介して江沢民と接点を持ち、政界へ。親中路線を推進し、香港のその後に大きな影響を及ぼした