EU、UNRWAに5000万ユーロ支援 一部は保留
Gabriela Baczynska Andrew Gray
[ブリュッセル 1日 ロイター] – 欧州連合(EU)の欧州委員会は1日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に対し、予定していた8200万ユーロの支援枠から5000万ユーロ(5400万ドル)を支給すると発表した。だがUNRWAのスタッフ12人が昨年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲に関与した疑惑が浮上したことを受け、残る3200万ユーロの支給は保留した。
一方で欧州委は、イスラエルとハマスの戦闘で「悲惨な状況」に直面している民間人を支援するため、今年のパレスチナに対する全体の支援枠を6800万ユーロ増額する方針を示した。
欧州委は保留した3200万ユーロの支援枠について、疑惑によって判明した問題へのUNRWAの対応を踏まえた上で、2回に分けて1600万ユーロずつ支給するとしている。
関連記事
イタリアでメローニ政権の連続在任日数が4日、1413日となり、同国の戦後政権で最長となった。メローニ氏は現実的な外交路線を取ることで、「極右」とみられていた当初の評価を変え、欧州政治の主要な担い手として存在感を高めてきた。
ロシアがスターリンクに対抗して進める低軌道衛星通信網「ラスベット3」でトラブルが相次いでいる。7月に打ち上げた衛星は予定高度に達せず、少なくとも2基は高度が低下。大気圏に再突入する恐れも
フランス政府は1日、SHEINやTemuなど、ウルトラファストファッション商品へ追加負担金を徴収し始めた。商品数や価格、修理のしやすさなどを基準に負担額を算定
EUは米国やG7と連携し、イランへの圧力を継続する方針を表明した。米主導の経済圧力策を歓迎し、和平交渉への参加や地域を不安定化させる活動の停止を要求。追加制裁の可能性にも言及した
世界の注目を集める米国の債務問題。しかし真の火種は、隠れた巨額債務と成長力欠如を抱える「ユーロ圏」にあるかもしれない。中央銀行の買い支えも限界を迎えるなか、次の国家信用危機の震源地となるリスクに迫る