中国共産党の検閲部門はソーシャルメディアのコメントセクションでの世論の方向性を非常に重視しており、「専門の監視員がいる」と語った. 北京のアメリカ大使館前で身振り手振りをする中国の警備員 (Photo by GREG BAKER/AFP via Getty Images)

「コメントが即時に表示されない」米国駐中国大使館が中共の検閲に不満を表明

あるネットユーザーが3月1日、在中国米国大使館が中国版SNS微博の公式アカウントに投稿し、中国共産党によるネットユーザーのコメントの遅延公開に対する不満をもらした。

1日には、在中国米国大使館の微博公式アカウントには、「ユーザーが私たちの最近の投稿にコメントする際、コメントの表示に遅延があることに気づかれるかもしれません。私たちは、コメント、討論、批判を重要と考えています」と述べ、自らの微博アカウントにコメントフィルター機能は使用していないことが強調されていた。

微博の元検閲員、劉力朋氏は米国国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対し、中国共産党の検閲部門はソーシャルメディアのコメントセクションでの世論の方向性を非常に重視しており、「専門の監視員がいる」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で広がる粛清の嵐、習近平の身内や浙江派も調査の標的に。SNSまで調べる異常な忠誠審査と、サインを拒み自己保身に走る中共官僚の闇
中国で医療事故で生後5か月の娘を亡くした遺族が警察署に居座り抗議。全国から支援者が駆けつけ、一つの家族の訴えが大きな広がりを見せている
中国で盗撮が産業化。映像は売買され、脅迫や金銭要求に悪用されることも
トム・コットン米上院議員は、越境決済企業Airwallexへの中国系資本の投資について、対米外国投資委員会に国家安全保障上の調査を求めた。米国人の個人データが中国側に渡る可能性に懸念
中共による臓器収奪を扱ったドキュメンタリー『国家の臓器』をめぐり、高雄市議会が超党派で支援決議を可決。中共の越境弾圧や「ロングアーム管轄」に反対する姿勢を鮮明にしました。