2024年1月31日、キエフで「ウクライナ戦没者追悼の壁」を眺めるヌーランド米国務副長官 (Photo by SERGEI SUPINSKY/AFP via Getty Images)

米国務省 ヌーランド次官の退任を発表

米国務省は5日、ヌーランド次官(政治担当)が数週間内に退任すると発表した。

ブリンケン国務長官は声明で「(ヌーランド氏の)取り組みはロシアによる全面的なウクライナ侵攻に立ち向かい、プーチン大統領の戦略的失敗を確実にするため世界を結束させるのに不可欠だった」と述べ、ヌーランド氏がウクライナ問題で指導力を示してきたと高く評価した。

ヌーランド氏はボイス・オブ・アメリカ(VOA)に、米国のウクライナへの関与は、欧州の一国の選択を守る以上の意味があると述べている。

「それは、完全で自由で平和なヨーロッパの展望と、より民主的で豊かな未来を望む世界中の国々や人々に示す模範となるために、25年間にわたるアメリカの投資を守ることなのです」

後任が決まるまで、バス次官(管理担当)が代行を務める。

ホワイトハウスは、正式な後任候補に関するコメント要請に応じていない。

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