次期戦闘機輸出へ運用指針変更、閣議決定でと岸田首相
Nobuhiro Kubo
[東京 13日 ロイター] – 岸田文雄首相は13日午後の参議院予算委員会で、国際共同開発する次期戦闘機を第三国へ輸出できるようにするため、防衛装備移転の運用指針改定を閣議決定すると表明した。戦闘機を実際に輸出する際も個別に閣議決定するとした。
岸田首相は公明党の西田実仁議員の質問に対し、「いわば二重の閣議決定という、より厳格なプロセスを経ることを考えている」と語った。今回の見直し対象は次期戦闘機に限り、輸出先は日本と防衛装備品・技術移転協定を結ぶ国に限定、戦闘が起きている国には輸出しないとも説明した。
日本は航空自衛隊の「F2」に代わる次期戦闘機を英国、イタリアと共同開発している。英伊は量産効果で開発コストを下げるため日本にも第三国への輸出を求めているが、日本は殺傷能力のある装備の輸出を運用指針で制限。連立与党の公明党が「解禁」に反対していたが、同党関係者によると、条件を厳格化すれば容認する方向に転じつつある。
関連記事
米空軍が太平洋における航空優勢の再構築を進めている。F-22が第一列島線最前線の日本・嘉手納基地に再び姿を見せた。
中国国営国際放送CGTNが8月4日に配信した歴史ドキュメンタリー「The forgotten Ryukyu(忘れられた琉球)」につてい、沖縄政策研究フォーラム理事長仲村覚氏は沖縄や尖閣諸島周辺の法的地位が現在も確定していないかのような印象を与えていると指摘している
射程約1千キロ、中国沿岸部の一部も射程に収める国産12式対艦ミサイル。空中発射型ミサイルが飛行試験段階に入った
防衛装備庁は長射程自爆型無人機(UAV)の脅威に対処する迎撃ドローンの実証試験をしている。単なる新兵器の導入にとどまらず、戦闘の様相が数週間単位で変化する「新しい戦い方」に対し、日本の防衛調達制度、そして脆弱な国内ドローン産業がどう応じるか
防衛省は8月4日、令和8年版防衛白書「日本の防衛」を公表した。今回の防衛白書では中、無人機や人工知能(AI)を活用した「新しい戦い方」への対応、防衛生産・技術基盤の強化、自衛隊員の処遇改善などを打ち出している。