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香港当局、国境なき記者団スタッフを一時拘束 強制退去処分に

[香港 11日 ロイター] – 国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は10日、香港に入境しようとしたスタッフが6時間拘束・取り調べを受けた後、強制退去させられたと発表した。

香港では外国からの干渉を含む犯罪を取り締まる国家安全条例が数週間前に制定されており、RSFは今回の件について香港の報道の自由がさらに後退したことを示すものと指摘した。

発表文によると、スタッフのアレクサンドラ・ビエラコフスカ氏と同氏の所持品は3回検査された。その後、同氏が拠点とする台北に戻る便に乗せられたという。

香港当局はロイターのコメント要請に今のところ応じていない。

RSFによると、2023年に香港に2度入境できたビエラコフスカ氏に対する具体的な退去処分理由は示されなかった。

同氏とアジア太平洋支局長のセドリック・アルビアニ氏はジャーナリストや外交官に会い、廃刊した香港民主派紙創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏を巡る香港国家安全維持法(国安法)裁判をモニターする計画だったという。

アルビアニ氏はロイターに対し、自身は拘束され取り調べを受けたわけではないが、ビエラコフスカ氏と共に台湾に戻ったと語った。

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