このほど、中国軍の宣誓詞セリフにある「人民に奉仕する」が「党に奉仕する」に変更されたことを示す動画がSNSで拡散されて物議を醸している。画像は宣誓時のシーン。(SNSより)

「ついに本音?」 中共軍の宣誓文にある「人民に奉仕」から「党に奉仕」に変更

このほど、中国共産党が指揮する武力装置である「人民解放軍(中共軍)」の宣誓文にある「人民に奉仕する」が「党に奉仕する」に変更されたことを示す動画が中国のSNSで拡散されて物議を醸している。

中共軍の集団での宣誓場面を捉え動画のなかで、軍人らは次のように一斉に叫んでいた。「中国共産党の指導に服従し、全身全霊中国共産党に奉仕する」ーー。

中共軍が2018年に公表した兵士の入隊宣誓文は「中国共産党の指導に服従し、全身全霊人民に奉仕する、命令を服従し、職務に忠実であり、規律を死守し、秘密を守る」であった。

▶ 続きを読む
関連記事
黒タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
中国SNS「ウェイボー(微博)」で異例の凍結ラッシュ。「于朦朧事件」に触れた人は次々と凍結され、利用者の怒りが高まっている。