2024年5月21日、四川省成都市の新築のマンションで50邸以上の窓ガラスが突然破裂する事態が発生した。画像はその時のもの。(中国のネットより)

【動画あり】中国新築マンションで50邸以上の窓ガラスが「突然破裂」

 

今月21日、四川省成都市の新築のマンションで50邸以上の窓ガラスが突然破裂する事態が発生した。高層階の窓ガラスが破裂した後、音を立てて地上へ向けてパラパラと落ちていく様子などを捉えた動画がSNSに投稿されて物議を醸している。

中国メディアによると、「被害の大きさについてはまだ調査中だが、いまのところ負傷者はいない」

また、同建物管理会社の職員は「デベロッパーがガラスを設置する際に問題が起きたと思われる」と話しているという。

いっぽう、別の中国メディアはデベロッパー側の主張として「ガラス製品はいずれも正規メーカーのものであり、品質に問題はない。そのため、ガラスの破裂は最近の気温の変化による温度差が大きくなったことに加え、一部の住宅所有者による不適切な使用によるものではないかと推測される」と報じている。

デベロッパー側の主張をめぐり、SNS上では「本当に温度差のせいか?」「本当は窓ガラスの品質の問題、あるいはおから工事手抜き工事)のせいではないのか?」と疑う声も多く沸き起こっている。

(突然破裂して落ちていく窓ガラス、2024年5月21日、四川省成都市の新築のマンション)

 

関連記事
深センで殺害された日本人男児が通う学校の校歌「歌詞」が中国SNSで共感呼ぶ。
中国山東省出身の著名な企業家、趙海濤氏は、かつて数十社を所有し、事業は順調で、資産は8億人民元に達していた。しかし、彼は中共当局の「操り人形」になることを拒否したため、抑圧と迫害を受けた
カナダの元外交官コブリグ氏は、中国による約6ヶ月間の単独監禁と激しい尋問を語り、その間に重大な精神的、身体的苦痛を経験したことを明かした。彼は国際的な政治的報復として拘留され、その厳しい状況下での生活と心境を共有した。