中共のアジア地域軍事演習、米国に比べ小規模=国際戦略研究所
最新の調査結果によると、地政学的緊張が高まる中で、米国と中共(中国共産党)はアジア各地での軍事演習の回数を増やしている。しかし、中共軍の演習は、その規模や複雑性で、米軍に及ばないとされている。
イギリスのシンクタンクである「国際戦略研究所」(IISS)が近日に発表した報告書によると、2003~22年のアジアでの軍事演習を分析した結果、その頻度と規模が急激に増加していることが判明した。これは、米国と中共がそれぞれの軍事力を試すとともに、戦略的な外交を推進する動きが、背景にあると考えられている。
報告書によれば、米国がアジアの国々と共に実施した軍事演習は約1113回、中共が実施した演習は130回となっている。
関連記事
ネパール大洪水の被害を拡大させたのは気候変動ではなく、それを恐れるあまり地質学的に脆い渓谷へダムや作業員を過密に投入した性急な再エネ開発だった。気候対策の暴走が生んだ人災の側面を鋭く告発する論評
チベットで発生した大規模な土石流で多数の死者と行方不明者が出ている。法学者の袁紅氷氏は、中共による「略奪的な資源開発」がチベットの生態環境や災害リスクを悪化させていると批判
ネパールとチベット国境で発生した大規模土石流をめぐり、両国の情報公開に大きな差がみられる。中共は現場映像の削除や外国人記者の取材制限、「正能量」を強調する報道が指摘されている
中国の人権派弁護士、王夏紅氏が家族とともに台湾で庇護を求めた。シオン教会の弁護を担当したことで中共当局から圧力を受けており、台湾当局は一家4人に「人道的滞在」を認めた
約50日の間に3つの台風が浙江省玉環市付近に相次いで上陸し、中共海軍基地周辺を襲った。異例の進路や記録的な長寿命、上海の豪雨など、相次ぐ異常現象を追う