南シナ海で、軍事訓練中の中国海軍の「遼寧」空母編隊。2017年1月2日に撮影された空撮写真。(Photo credit should read STR/AFP via Getty Images)

中共のアジア地域軍事演習、米国に比べ小規模=国際戦略研究所

最新の調査結果によると、地政学的緊張が高まる中で、米国と中共(中国共産党)はアジア各地での軍事演習の回数を増やしている。しかし、中共軍の演習は、その規模や複雑性で、米軍に及ばないとされている。

イギリスのシンクタンクである「国際戦略研究所」(IISS)が近日に発表した報告書によると、2003~22年のアジアでの軍事演習を分析した結果、その頻度と規模が急激に増加していることが判明した。これは、米国と中共がそれぞれの軍事力を試すとともに、戦略的な外交を推進する動きが、背景にあると考えられている。

報告書によれば、米国がアジアの国々と共に実施した軍事演習は約1113回、中共が実施した演習は130回となっている。

▶ 続きを読む
関連記事
夏休みの旅行シーズンなのに、中国では航空券が数千円で買える格安便が続々登場。ただ、表示価格には注意が必要
不動産バブル崩壊、消費低迷、投資減速。中国経済は次の成長エンジンを見いだせるのか。専門家は、AI「DeepSeek」のような技術革新だけでは構造的な課題は解決できないと分析。さらに「最大の足かせは共産党体制そのもの」と指摘する
中国・広西チワン族自治区で豪雨被害が拡大している。横州市の六藍ダム決壊をめぐり、当局は死者39人、行方不明者9人と発表したが、複数の地元村民は大紀元に対し、実際の死者数は千人規模に上る可能性があると証言した
英国政府が承認した中共のロンドンメガ大使館計画をめぐり、地元住民団体が司法審査を求めた。住民側は、大規模デモや越境弾圧、安全上のリスクを十分に検討していないと訴えている
中国広西のダム決壊で再び物議。繰り返される「予告なき放流」 背後に潜む責任回避と人災の構図