「2024年のインターネットの自由度」ランキング、中国は最下位
「グレート・ファイアウォールを突破せよ」 中国に「真相」を
アメリカの国際人権団体「フリーダムハウス」が16日に発表した「2024年のインターネットの自由度」ランキングで、最下位は「中国」と軍事政権下にある「ミャンマー」だった。なお、日本は台湾に継ぐ8位。
中国共産党(中共)政府が中国全土に敷くネット検閲システム「グレート・ファイアウォール」は政府に対する不利益な情報や中国に不利な国際的な情報などを全て遮断する。中国本土ではGoogleもX(旧ツイッター)もFacebookも見れないのだ。
「外」の情報を見るには通信を暗号化して検閲を回避する「VPN」と呼ばれるサービスを使用すれば可能になるが、使用するにあたって多大なリスクを伴う。なにしろ監視大国の中国である、「VPN使用」がバレれば巨額の罰金を伴う。なかには拘束されるケースもあった。
関連記事
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
11月27日、昆明市洛羊鎮の鉄道駅構内で、試験列車が施工作業員と衝突する事故が発生した。公式発表によれば、この事故で11人が死亡し、2人が負傷した
日本人学校を標的とした暴力的なメッセージは、最近の攻撃と国家主義的な言説の高まりを受けて、日本政府が国民に警戒を呼びかけている