「千年以上も前(宋代)の清官・「包公」に扮して白い紙掲げて「無実」を訴える大学教授。中国江蘇省南京市で開催されたマラソン大会競技中、2024年11月17日。(動画よりスクリーンショット)
「包公」は千年以上も前(宋代)の「清官」

【動画あり】マラソン大会に「包公」に扮した大学教授が「白い紙」を掲げて「無実」を叫ぶ=中国

中国共産党による統治下の中国に正義はなく、民衆の不満や怨念が渦巻いている。

それでも庶民は失われた「本当の正義」を求めて、千年以上も前の宋代に実在した清廉潔白な名裁判官(本名:包拯・ほうじょう/包公とも呼ばれる)に泣きついている。

今年3月から、包拯を祀った廟である包公祠(ほうこうし)や包拯の墓に跪いて拝み、ひたすら「自身が受けた冤罪や不公正な扱いによる被害」を泣きながら訴えるという「ブーム」が巻き起こり、いまでは一種の「社会現象」として定着している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党は、同党の政権奪取前の中国社会を「万悪の旧社会」と形容し、同党が統治する現在の社会を美化しようとしているが、歴史的資料や証言からその定型句の虚偽性が見えてくる。中には、元国家主席・劉少奇の息子の衝撃的な証言もある
中国では旧正月を前に、多くの人が帰省して家族と過ごすのが習慣である。しかし各地では、賃金の未払いで帰省できない出稼ぎ労働者が各地で見られる
最新の研究によると、中共は新たに「逆向きのファイアウォール」を設け、海外から中共政府の公式サイトへのアクセスを制限していることが分かった
習近平が国民に寄り添う姿勢を示す慰問動画で、清掃作業員は一日十数時間労働すると明かした。習近平の発言は逆効果で、批判を呼んでいる
中国の複数の小中学校で統一試験を相次ぎ廃止し、学校の自主評価へ移行している。負担軽減を目的とする一方、大学入試は得点重視のままだ。専門家は改革を政治的アピールと指摘し、公平性や学力低下への不安が広がっている