2024年3月20日、北京で開かれた就職フェアに参加する求職者たち。(写真:JADE GAO/AFP via Getty Images)(写真:JADE GAO/AFP via Getty Images)

中国の失業が深刻化 改革無く希望も無い失業者 

まず、中国の最新情報を見てみよう。公開されたデータによると、2024年の中国の大学卒業生数は1179万人に達し、過去最高を記録した。その中で、コンピュータ専攻の卒業生数は急増し、70万人に近づいている。プログラマー陳芳さん(仮名)は、今年、卒業したほとんどの大学生は、その後に失業し、コンピュータ専攻の就職基準も上昇しているため、多くは、就職が難しいと述べている。

湖南省のプログラマー陳芳さんは、「コンピュータ業界の状況は楽観的ではなく、仕事が見つからないのだ。ポジション雇用需要は減少し、リストラも頻繁に発生している。現在の入社条件は高く、基本的に3〜4年の実務経験が必要で、新卒者でも実際のプロジェクト経験を持っていることが要求される。秋の採用で仕事が見つからなければ、社会での採用機会はさらに厳しくなるだろう」と語っている。

30歳を過ぎた張怡さん(仮名)は、貧しい農村家庭に生まれ、有名な大学を卒業し修士号を持ち、大手企業で数年間プロダクトマネージャーとして働いていた。しかし、今年は妊娠・出産のためにリストラされ、現在は起業を考えているものの、道が見つからず苦しんでいる。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党は、同党の政権奪取前の中国社会を「万悪の旧社会」と形容し、同党が統治する現在の社会を美化しようとしているが、歴史的資料や証言からその定型句の虚偽性が見えてくる。中には、元国家主席・劉少奇の息子の衝撃的な証言もある
中国では旧正月を前に、多くの人が帰省して家族と過ごすのが習慣である。しかし各地では、賃金の未払いで帰省できない出稼ぎ労働者が各地で見られる
最新の研究によると、中共は新たに「逆向きのファイアウォール」を設け、海外から中共政府の公式サイトへのアクセスを制限していることが分かった
習近平が国民に寄り添う姿勢を示す慰問動画で、清掃作業員は一日十数時間労働すると明かした。習近平の発言は逆効果で、批判を呼んでいる
中国の複数の小中学校で統一試験を相次ぎ廃止し、学校の自主評価へ移行している。負担軽減を目的とする一方、大学入試は得点重視のままだ。専門家は改革を政治的アピールと指摘し、公平性や学力低下への不安が広がっている