「なぜ中国はこんな地獄のような世の中になってしまったのか」
「無差別殺傷」と「李宜雪」 2024年の中国の社会問題のホットワード
もちろん、正式な発表ではないし、中国共産党当局がそんな「真実」を公表する勇気はないだろう。
ネット民がまとめた2024年の中国の社会問題のホットワードは、「社会への報復」と「李宜雪」が上位だ。
「社会への報復」を目的とした関係のない市民を巻き込んだ暴走車などによる「無差別殺傷」事件は昨年、中国各地で起きた。
関連記事
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
11月27日、昆明市洛羊鎮の鉄道駅構内で、試験列車が施工作業員と衝突する事故が発生した。公式発表によれば、この事故で11人が死亡し、2人が負傷した
日本人学校を標的とした暴力的なメッセージは、最近の攻撃と国家主義的な言説の高まりを受けて、日本政府が国民に警戒を呼びかけている